これさえおさえておけば大丈夫!初めてでも怖くないバルセロナ自由旅
2023.11.30
紋別・網走・知床で流氷に感動する!この冬行きたい流氷観光スポット4選
冬の北海道で見ることができる、神秘の絶景として知られる「流氷」。一度は現地で見たい、体験したいという方は多いのではないでしょうか。
ということで、北海道の冬の風物詩、流氷の見どころを本記事ではまとめてご紹介します!
1:紋別の流氷観光船「ガリンコ号」
赤い船体が印象的な砕氷船「ガリンコ号Ⅱ・Ⅲ」は、北海道の北東部、オホーツク海沿いの紋別市から出航する流氷観光船。2021年にデビューした「ガリンコ号Ⅲ」は、従来の「ガリンコ号Ⅱ」よりスピードが速く、より沖合へのクルーズが可能となりました。また従来の船よりも多くの235人が乗船できるようになりました。
ガリンコ号の特徴は、流氷を割るために船体前方に設置するスクリュー。ガリガリと氷を割って進む迫力はガリンコ号ならではの魅力です。
運航期間は1月16日から3月31日まで。ただし流氷に遭遇する可能性が高いのは2月で、
この時期は特に人気が高く、予約がとれないことも多数あります。早めのご予約をおすすめいたします。
出航場所:北海道紋別市海洋公園1番地 海洋交流館(紋別ガリンコステーション)
2:網走の流氷砕氷観光船「おーろら号」
ガリンコ号が運航する紋別から南東へ約120km。オホーツク有数の港町、網走市から出航する流氷クルーズが、流氷砕氷観光船「おーろら」です。
おーろら号は450名が乗ることができる大型船で、船首の重みで流氷をダイナミックに砕いて進むのが特徴。船内の席数も多く、また広いデッキから流氷の海を見渡すことができるのもおすすめのポイント。なお2023年には新たな流氷観光船「おーろら3」がデビューしました。
おーろら号の運航期間は1月20日から3月31日まで。こちらも2月が流氷に遭遇する確率が高く、人気が高い時期となります。
網走流氷観光砕氷船おーろら
出航場所:北海道網走市南3条東4丁目5-1 道の駅流氷街道網走
3:知床で楽しむ人気アクティビティ「流氷ウォーク体験」
紋別・網走の流氷クルーズとともに高い人気を誇るのが、世界自然遺産の地、知床半島で体験することができる、流氷ウォークです。
流氷ウォークとは、その名のごとく、流氷を歩く体験。水が入らない分厚いドライスーツを着て、流氷の上を歩いたり、たまには流氷の間の海に浮かんでみたりと、他ではなかなかできない体験。
ちなみに、なぜ知床で流氷ウォーク体験ができるかといえば、知床半島の北側は、地形の特徴から、オホーツク海から流れ着いた流氷が知床半島に引っかかるような形で滞留するため、風により毎日動いてしまう流氷も、ここ知床であればシーズン中に高い確率で遭遇することができるためです。
流氷ウォーク体験を実施しているアウトドア会社の一例
シンラ(知床自然ガイドツアー株式会社)
流氷ウォークを初めて実施した、知床有数のアウトドア事業者。
※「流氷ウォーク」は同社の登録商標です。
ゴジラ岩観光(流氷遊ウォーク)
知床半島のウトロと羅臼で長年クルーズを中心に営業しているアウトドア事業者です。
4:知床半島の東、羅臼で実施する流氷ネイチャークルーズ
最後は知床半島の東側、羅臼で体験ができる流氷クルーズをご紹介します。
北方領土となる国後島を見ることができる、北海道の東のはしに位置する羅臼では、主に2月中旬〜3月にかけて、知床岬を越えて流れてくる流氷を間近にみることができるクルーズを楽しむことができます。
そして羅臼の流氷クルーズの特徴は、ワイルドな野鳥を見ることできること。とても貴重なオオワシやオジロワシが羅臼で越冬するため、流氷と流氷の上を舞う貴重な鳥たちを一度に見ることができ、日本国内のみならず、世界中から写真愛好家が羅臼にこの時期訪れます。
以上、紋別・網走・知床で楽しめる主要な流氷体験を紹介いたしました。
ちなみに流氷は、地球温暖化の影響を受けて流氷の量が減っていることから、
一般的にシーズンとされる1月下旬〜3月上旬にも、流氷を見ることができない日の割合が年々増えてきており、数十年後には見れなくなるとも言われています。
ぜひ今のうちに、流氷をこの目で見て、体験してみてはいかがでしょうか?
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