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2025.01.16
24年秋日本就航!注目のラグジュアリークルーズ船「バイキング・エデン」に乗船してきました|バイキングクルーズ乗船記
さまざまなクルーズ船が就航する中、待望のラグジュアリークルーズとして2024年秋に日本に就航した「バイキング・エデン」。世界的に高い評価を得ているバイキングクルーズに一度は乗ってみたいというクルーズファンにとっては、待望の日本就航です。
ということで今回は、バイキング・クルーズの魅力を探るべく、バイキングクルーズジャパン社の協力のもと、実際に乗船してきましたので、ご紹介したいと思います(24年12月乗船)。
<もくじ>
- バイキングクルーズとは
- クルーズ日程
- バイキング・エデンへ乗船する
- バイキング・エデンの船内
- バイキング・エデンの客室
- バイキング・エデンの食事
- バイキング・エデンの楽しみ方
- また乗りたくなる、バイキング・エデンの船旅
バイキングクルーズとは
ノルウェー人の実業家、トースタイン・ハーゲン氏によって1997年に設立されたバイキングクルーズは、リバークルーズ、オーシャンクルーズ、探検クルーズを展開、90隻を超えるクルーズ船を有する世界有数の船会社。スイス・バーゼルに本社を置く同社は、数々の旅行誌等で表彰され、これまでに250以上の賞を受賞しております。
そして、バイキングクルーズの特徴としては、北欧・ノルウェーの精神を垣間見るインテリアや装飾品で満ちた光あふれるエレガントな船内、まるで我が家のように寛げる最高水準のおもてなし、そして食事や飲み物、Wi-Fiやチップ・港湾税など多くのものがクルーズ代金に含まれるオールインクルーシブなど。他のクルーズ船とは一線を画したサービスが、高い満足度をもたらします。
これらの特徴は文章と画像で詳しくご紹介したいと思います。
クルーズ日程
今回は神戸港を出港する通常7泊8日のクルーズを、今回取材のため特別に、神戸から韓国・釜山に寄港し、熊本・八代港に至る3泊4日の日程で乗船いたしました。
では、3泊4日で足りたのかって??
いやいや、バイキング・エデンの魅力は、4日間の乗船ではとても楽しみきれない程。下船するのが残念に思うほど、素晴らしいクルーズでした。
ということで、クルーズの様子を順番にご紹介いたします。
バイキング・エデンへ乗船する
今回バイキング・エデンが出航するのは、神戸・ポートターミナル。
神戸・三宮や神戸空港からポートライナーで1本で到着する、とっても便利なターミナル。
駅から降りると左手すぐにターミナルの建物が見えるので安心です。
(ポートライナーのホームから、バイキングエデンを一望!)
建物に入るとバイキング・クルーズスタッフによる受付(パスポートを提示しチェックイン)、そして出入国検査場を通過するとあっという間に乗船口。受付から7〜8分というところでしょうか。
そして乗船口では嬉しいドリンクサービスも。スパークリングワインを手に、これから乗る船を前に期待が高まります。
バイキング・エデンの船内
バイキング・エデンのエントランス「ザ・リビングルーム」
バイキング・エデンのデッキはデッキ1から9までの9階建て。乗船口を通過してまず入るのがデッキ1(1階)。木製のインテリアや北欧デザインのファブリックが特徴の船内、中に入ると広がる3階吹き抜けの開放感ある明るいアトリウム。
(中央階段の先にある大型ビジョンには、就航地にまつわる様々な画像が映し出される)
大型クルーズ船のような派手さやきらびやかさはないものの、上質な空間はまるで、外資系の高級ホテルのよう。
アトリウムがある「ザ・リビングルーム」にはバーがあり、早速無料のコーヒー・紅茶などのソフトドリンクや、有料(夕食時間帯は一部無料)のワインなどアルコールをオーダーすることができます。
ショーケースにある軽食やお菓子は無料。特にマフィンがおいしいですよ。
(ショーケースに並ぶスイーツや軽食)
またこちらにはゲスト・サービスを設置。
乗船前にスペシャリティ・レストランの予約をされなかった方など、早めにゲスト・サービスで手続きをするのがおすすめです。
それでは先に、船内の各スポットをご紹介しましょう。
デッキ(DECK)1:「ザ・ノルディック・スパ/サウナ」とエステ・フィットネスサービス
バイキング・エデンの大きな魅力のひとつ、それが本格的な北欧スタイルのサウナです。
「ザ・ノルディック・スパ/サウナ」は、更衣室などがある男性・女性別のゾーンと、水着で楽しむ男女共用ゾーンの構成。
男女別ゾーンには乾式の高温サウナ(男女別)・冷水浴槽とリラックススペース、男女共用ゾーンには比較的高温のスチームサウナとハイドロセラピールーム(温水プール)、さらに雪が積もるスノールームも設置しております。
(プールは浴槽脇にあるボタンを押すと、心地よいジャグジーに早変わり)
(曲線が特徴的な、暖かく心地よいストーンベッド)
ゆっくりと楽しむと軽く1〜2時間は楽しめてしまう、最高の空間。こちらの施設ももちろん無料で楽しむことができます。
また「ザ・ノルディック・スパ/サウナ」の隣には、フィットネスセンターやビューティサロンも併設。運動不足をフィットネスセンターで解消し、最後はサウナで癒される。
贅沢な休日です。
デッキ(DECK)2:シアター・バーと2つのショップ
ひとつ上のデッキ2(2階)に上がると、ゆったりと過ごせるソファ・談話スペースがあり、その奥にはシアターや2種類のショップが営業しています(時間帯による)。
(パズルやモノポリー、ジェンガなどちょっとした遊びも豊富)
ショップのひとつ、ザ・ノルディック・ショップには北欧ならではの衣類やファブリック、船内で使用している素敵なカップ&ソーサーの他、必要な雑貨やお菓子なども販売しております。
もう1つのショップは宝石・貴金属店。質の高い宝石類が並ぶ魅惑の空間です。
またその他、メインシアター(後述)の他、バイキングにまつわる歴史資料を展示する「バイキング・ヘリテッジ・センター」もあります。
デッキ(DECK)7とデッキ(DECK)8:エクスプローラーズ・ラウンジ、メイン・プールなど
バイキング・エデンのパブリックスペースは、下船口があるデッキ1と2の他、客室フロア上部に位置する、デッキ7(7階)とデッキ8(8階)に展開しています。
・デッキ中央の「メイン・プール」
デッキ7の中央に位置するメイン・プール。プールの周りにはラナイが広がり、プールサイドのチェアに寝そべりながらリゾート気分を味わうことができます。またプール上部は開閉式になっており、暖かい日は解放的な空間に早変わり。
※上記の開放時画像は別日に撮影
デッキ前方の「エクスプローラーズ・ラウンジ」
デッキ7の前方へ移動すると、そこは絶景を望む優雅なラウンジ「エクスプローラーズ・ラウンジ」が広がります。
併設するバーでコーヒーや紅茶などソフトドリンクやアルコール(夕食時間帯は一部無料)をオーダーし、思い思いの場所で時間を過ごしたり、同行者と話したり。
まるで我が家のように寛ぐ、バイキング・エデンならではの時間をゆったり楽しむことができる、個人的にもイチオシのスペースです。
デッキ後方のインフィニティ・プールとジャグジー
デッキ7の後方にはビュッフェレストラン「ワールド・カフェ」があり、その奥の船尾にあるのがメイン・プールとは別の、インフィニティ・プールとジャグジーがあります。
インフィニティ・プールやジャグジーに浸かりながら、去り行く瀬戸内海の島々を眺める。クルーズ船ならではの楽しみがここにあります。
屋外デッキ
前述のデッキ7(7階)のインフィニティ・プールの他にも、上部のデッキ8(8階)、デッキ9(9階)を中心に、屋外スペースがあります。
デッキ2(2階)のプロムナード・デッキは1周約400m。ちょっとしたお散歩&ランニングに最適です。
バイキング・エデンの客室
今回の乗船体験で利用させていただいた客室は、バイキング・エデンで一番客室数が多いカテゴリの「デラックス・ベランダ(DV)」。
まずは画像で詳しくご紹介いたします。
(ベランダ側から客室内を撮影)
(2名分のゆとりのあるソファを設置)
(大きな窓から光が入る、明るい客室)
(ベッド横コンセントは、携帯電話の充電に便利なUSB-Aタイプの差し込み口も)
(コーヒーマシン(NESPRESSO)はデラックス・ベランダ以上カテゴリに設置)
(船内情報からBS放送、映画、音楽など楽しめる大型テレビ)
(座り心地のよいベランダの椅子とテーブル)
(冷蔵庫にはドリンクとお菓子の用意)
(4種類のソフトドリンクとお菓子は、清掃時に補充)
(上質なしつらえのシャワーブース・洗面ルーム)
(バイキングクルーズオリジナルの「FREYJA」アメニティ)
(客室内エアコンの温度調整パネル)
実際には今回3泊利用させていただきましたが、その感想を一言で言うと、大変快適。それに尽きます。
決して広すぎる訳ではありませんが、必要十分な広さ。そしてベランダへ続く窓が広いため、日中は自然光だけでも十分な明るさ。
テレビモニターも大きく、ポットやコーヒーマシンなどアメニティも十分。
そしてバスルームも明るく清潔で、さらに床暖房が備わっているため、暖かいのはもちろん、シャワールームから出る多少の水分も数時間で乾いてしまうため、濡れたところを踏むことがないのはとても快適。
そして何よりも1日2回の清掃がとても細やかで、長旅でも常に快適な空間が維持できるのがとても素晴らしいと感じました。
バイキング・エデンの客室について、詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.vikingcruisesjapan.com/ja/ocean/unparalleled-staterooms-and-suites/
バイキング・エデンの食事
(メインレストランの「ザ・レストラン」)
クルーズ旅行の大きな楽しみと言えば、やはり食事ですよね。
バイキング・クルーズの大きな特徴として挙げられる「オールインクルーシブ・サービス」のひとつとして、多くのクルーズ船では追加代金の扱いとなるスペシャリティ・レストランも、バイキングクルーズではすべて無料。
さらに、個人的な感想ですが、スペシャリティ・レストランも通常のレストランも、ビュッフェレストランも軽食も、実際のところ大変美味しい。
これはぜひ大きな声でお伝えしたいポイントです。
バイキング・エデンの朝食
バイキング・エデンで朝食を楽しむ場合、
・メインレストランの「ザ・レストラン」でのアラカルトメニュー
・「ワールド・カフェ」のビュッフェ
・「マンセンズ」での軽食ビュッフェ
・ルームサービスでの朝食
の4パターンが挙げられます。
朝の気分に応じて、セットメニューでもビュッフェでも、もしくはカフェスタイルの朝食でも。
いずれも明るい朝の光のもといただく朝食は、どれも美味しくいただけました。
(バイキング・クルーズの名物、ワッフルを鰊(にしん)とともに)
(どれにしようか悩んでしまう、種類豊富なビュッフェのペストリー)
またルームサービスも、メインレストラン同様の朝食を楽しむことができおすすめです。
バイキング・エデンの昼食
・メインレストランの「ザ・レストラン」でのアラカルトメニュー
・「ワールド・カフェ」のビュッフェ
・「マンセンズ」での軽食ビュッフェ
・「プール・グリル」でのアラカルトメニュー
の4パターンが挙げられます。
(「ワールド・カフェ」ランチビュッフェの一例)
(「ワールド・カフェ」ランチビュッフェの一例)
メインレストランもビュッフェもどれも美味しいのですが、「プールグリル」で頂いた「バイキング・バーガー」は特筆すべき一品。
スモーキーでジューシーなビーフパティは、まさにグルメバーガーな味わい。これが船内で追加料金なしでいただけるとは幸せです。
(存在感のあるオリジナルバーガー)
(見ただけでもわかるボリューム感あるビーフパティ)
バイキング・エデンの夕食
・「ザ・シェフズ・テーブル」でのコースメニュー
・「マンフレディーズ」のコース(選択型)メニュー
・「ザ・レストラン」のコース(選択型)メニュー
・「ワールド・カフェ」のビュッフェ
の4パターンが挙げられます。
(「ザ・シェフズ・テーブル」メニューの一例)
(「ザ・シェフズ・テーブル」メニューの一例)
(「マンフレディーズ」メニューの一例)
(「マンフレディーズ」メニューの一例)
ひとまず画像でご覧いただきましたが、魅力的なメニューがいっぱいで、ひとことでは語れない美味しさでした。
アフタヌーンティ
また、朝食・昼食・夕食以外のお楽しみとしては、メイン・プール横の「ウインター・ガーデン」で提供される、アフターヌーンティも。
(アフタヌーンティ ※画像は2名分)
ということで、魅力盛りだくさんのバイキング・エデンの食事については、別記事(1月中公開予定)であらためてご紹介したいと思います。
バイキング・エデンの楽しみ方
クルーズ船の愉しみの一つ、それは、船内で行われるイベントやショーではないでしょうか。
バイキング・エデンの特徴としては、ピアノやフルートなど、生で楽しめる演奏が度々行われること。
開放的なアトリウムがある「ザ・ロビーラウンジ」で行われるピアノやデュオによるクラシック演奏、ウインターガーデンでアフタヌーンティとともに愉しむピアノ、海を一望するエクスプローラー・ラウンジでカフェやお酒を愉しみながら聴くピアノやギター等の演奏など。上質な船旅にふさわしい時間を、生演奏と共に楽しむことができます。
また夕食後にメインシアター「ザ・スター・シアター」では、バンドの生演奏によるショーやダンスショーなどの日替わりのショーが開催。
またメインシアター近くのバー「1872」では、こちらもバンドによるライブと共に様々なアルコールドリンク等を、夜更けまで楽しむことができます。
その他、日中にはフィットネスや、歴史家やゲスト講師による講義も実施。
船内各所で行われるイベントを楽しんだり、カフェでゆったりした時間を過ごしたり、寄港地の観光を楽しんだり。上質なサービスのもと、それぞれのスタイルで充実した時間を楽しむことができるのは、バイキング・エデンならではの魅力と言えるでしょう。
船内には無料のランドリー(洗濯機・乾燥機)があり安心です。
また乗りたくなる、バイキング・エデンの船旅
以上、バイキング・エデンに実際に乗船した様子をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
今や日本を発着するクルーズ船も数多く、それぞれの船に特徴がありますが、バイキング・エデンの魅力は、やはりラグジュアリー船ならではの上質さ、に尽きると思います。
外れのない美味しい食事や快適な客室はもちろんですが、スタッフによるきめ細やかなサービスは、まさに高級ホテルに滞在しているかのような居心地の良さ。
優雅な船旅を楽しみたい、大切な人とかけがえのない時間を過ごしたい。
そのような方に特にお勧めしたい、バイキング・エデンのクルーズでした。
(コープさっぽろのキャラクター、トドック©)
文・写真 コープトラベル
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